フライパンを長持ちさせるのは使い方!コーティングに優しい使い方を紹介します

ご家庭にあるフライパンの大半は、フライパン内面に「ふっ素樹脂加工」が施されたフライパンかと思います。

そして、ふっ素樹脂加工のフライパンにこんなイメージをお持ちではないでしょうか?

  • 「最初はツルツル滑って使いやすかったけど、だんだん焦げつくようになる」
  • 「安いフライパンほど長持ちしない」
  • 「使い捨て感覚で使っている」

でも、ちょっと待ってください!
どんなふっ素樹脂加工のフライパンも、正しい使い方をするだけで長く使うことができるんです。

ポイントはこちら▼

  1. 中火以下で使用する
  2. フライパンに油を入れてから点火する
  3. 鍋肌に優しいツールを使う(木、竹、樹脂、シリコン)
  4. フライパンに料理を入れたまま保存しない
  5. 調理後に水でジューっと急冷NG
  6. やわらかいスポンジでフライパンを洗う

 

では、フライパンの内面コーティングを長持ちさせる使い方をメーカー目線でご紹介します!

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ふっ素樹脂加工フライパンでパンケーキを焼いている様子

フライパンのふっ素樹脂加工とは

「ふっ素樹脂加工」とは、簡単に言うと、
こびりつきにくい成分を含んだ、ものすごく高温に耐えられる塗装被膜
です。

フライパンの内面にこの塗装を施すことで、食材を焦げつかせることなく調理できるようになります。

うふふフライパン

すべりが良く、こびりつきにくいので買ってすぐに良さを体験できます。
手入れも楽で、使い勝手がよいので、日常使いに向いています。

ふっ素樹脂加工をしていない鉄、銅フライパンの特徴はこちら▼

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フライパン長持ちのコツは使い方にあり

フライパンのふっ素樹脂加工は、使い込むうちに傷がつき剥がれたり、薄くなります。
これにより食材がくっつき、焦げつくようになります。ふっ素樹脂の寿命です。

▼傷がついてしまったフライパンのふっ素樹脂加工

傷がついてしまったフライパンのふっ素樹脂加工

最強のコーティングだったり、高価なフライパンであれば長持ちするのでは?と考える方もいらっしゃるかもしれません。
100%とは言いませんが、価格が高いものほどふっ素樹脂加工が長持ちするといってよいでしょう。

しかし、どんなにハイグレードなフライパンであっても間違った使い方をしてしまうと、コーティングは磨耗し焦げ付きやすくなってしまいます。

逆に言えば安価なフライパンでも、正しい使い方をすることで長く使うことができます!

正しい使い方・間違った使い方で1か月比較してみた結果▼

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フライパンを長持ちさせる使い方

ここからはふっ素樹脂加工をなるべく長持ちさせる使い方と、
ふっ素樹脂加工が劣化してしまう原因を合わせてご紹介していきます。

①中火以下で使用する

フライパンは余熱の段階から、中火以下の火力で加熱しましょう。

ふっ素樹脂加工のフライパンの多くは熱伝導の良い「アルミニウム合金」のため、中火でもじゅうぶん加熱できます。

また、過度の空炊きや高温調理を長く続けると、ふっ素樹脂加工の表面が傷み寿命が早まります。

フライパンは中火以下で加熱する

フライパンの空炊きは厳禁

空炊きとは、フライパンの中に何も入れない状態で加熱することです。
ふっ素樹脂加工を傷める原因となります。

大きなフライパンで少量の調理をした場合も、食材が乗っていない部分がから焼き状態になりやすいです。
分量に合わせたサイズのフライパンを使っていただくことをおすすめします。

また、油を薄く塗るだけでも空焼きを抑える効果があります。

火力だけでなく空炊きにも注意しましょう!

フライパンの空炊き

ふっ素樹脂加工と空炊きについて詳しくはこちら▼

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②フライパンに油を入れてから点火する

ふっ素樹脂加工を急激な温度差から守るため、油を入れてから点火する順が好ましいです。

油を入れてからフライパンを加熱する

油を引いて、加熱したフライパンを軽くひとまわしします。

油のとろみ(粘性)がなくなり、サラサラとフライパンの中で水のように動き始めたら、調理開始の合図です。

③鍋肌に優しいツールを使う(木、竹、樹脂、シリコン)

フライパンのパッケージに「金属ヘラOK」の表示があれば金属製のツールも使用可能ですが、できれば鍋肌に優しいツールを使いましょう。

木べらや樹脂製のツールは先端がとがったものが少なく、傷をつけにくいため、ふっ素樹脂加工の鍋肌に優しいといえます。

鍋肌に優しいツール

④フライパンに料理を入れたまま保存しない

ふっ素樹脂加工のフライパンに料理を入れたまま保存することは、基本的にNGです。

特に塩分の強い調理物を入れたままにすると、ふっ素樹脂加工の表面にある目に見えない小さな穴から塩分がしみ込み、下地の金属を腐食(さび)させてしまいます。

その結果、ふっ素樹脂が浮き上がり、剥がれの原因になります。

フライパンで料理の保存はNG

料理を保存する場合は別の容器に移しましょう。

⑤調理後に水でジューっと急冷NG

調理後のアツアツ状態のフライパンに、水をジューっとかける「急冷」はNGです!
ふっ素樹脂加工の表面が傷んでしまう原因となります。

しばらく置いて冷めてからお手入れしましょう。

フライパンを急冷

⑥やわらかいスポンジでフライパンを洗う

調理後は、食器用洗剤とやわらかいスポンジで洗いましょう。
糖分・こげ等が固まったしまった場合はぬるま湯などを少し入れ柔らかくしてから、スポンジでこすり洗いしてください。

ふっ素樹脂加工を傷つけてしまうため、磨き粉などの研磨剤入りのものは使用しないでください。

やわらかいスポンジでフライパンを洗う

食器用スポンジのざらざらした面で洗浄すると、ふっ素樹脂の表面をやすりで削っているのと同じで、塗膜が薄くなっていくため寿命が早まります。

スポンジのざらざら面でフライパンを洗わない

価格が高いほどフライパンのふっ素樹脂加工が長持ちする?

100%とは言いませんが、価格が高いものほどふっ素樹脂加工が長持ちするといってよいでしょう。

ふっ素樹脂加工だけでなく、使っている下地の金属の違いや厚みなど、さまざまな要素によって値段は変わってきます。
価格の高いものは耐久性も考慮した素材や塗装工程の管理が徹底されているためです。

耐久性を示す1つとして、よくパッケージなどに表示されている「○○万回」というのを目安にしてもいいかもしれません。

フライパンの「耐摩耗試験」とは

耐摩耗試験は、公的機関で定められた検査です。

金属のヘラをこすりつけて、ふっ素樹脂がなくなるまでの往復回数を示すもので、
数字が大きいほど「塗膜が長持ちする」と思っていただければ間違いではありません。

ただし、数字が大きいものがすべていいとは言えません。

例えば「短期間でもいいから、できるだけ油を使わずに調理したい」場合。
耐摩耗試験の数字が大きく、高価なフライパンをわざわざ選ばずに、一般的な価格のフライパンを早いサイクルで買いかえたほうがいい場合もあります。

フライパンのコーティングの種類で何が変わる?

世界で初めて調理器具に加工された商品が「テフロン加工」という呼び名を使っていたため、現在でもふっ素樹脂を「テフロン加工」と呼ばれる方も多いです。
テフロンというのはふっ素樹脂コーティングの種類の1つで、ケマーズ社が商標を持っています。つまり、「テフロン」含め、マーブル、ダイヤモンドなどのコーティングもすべて「ふっ素樹脂加工」なのです。

元々のベーシックなふっ素樹脂が誕生して数十年、塗装皮膜はさまざまな生活・調理用途に合わせて日々進化しています。

近年よく使われるコーティングといえば、

  • ハードコート
  • ダイヤモンドコート
  • マーブルコート

が挙げられます。
ダイヤモンドコート、マーブルコートはハードコートの一種です。

ハードコート耐久性を重視しながら「くっつきにくさ」を必要十分なレベルにしたものが多くなっており、少量の油を使っていただければくっつかず快適にお使い頂けます。

コーティングについて詳しくはこちら▼

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フライパンの買い替えどきは?

一つの目安として、焼きそばがこびりつきやすくなってくるとふっ素樹脂加工が劣化している可能性が高いです。

焼きそばのこびりつきがフライパン買い替えの目安

熱源がガス火・IH問わず、火に当たりやすい部分から焦げつきが早くなる傾向があります。
また、焦げつく場所や焦げつかない場所がまだらに出てくる場合も、ふっ素樹脂加工の劣化が始まっている目安となります。

油を使用すればそのままでも使用は可能ですが、
ふっ素樹脂塗膜がさらに劣化してしまいますので早めの買い換えをおすすめします。

まとめ

今回はふっ素樹脂加工フライパンについてご紹介しました。
最後にフライパンを長持ちさせる方法をまとめます。

  1. 中火以下で使用する
  2. フライパンに油を入れてから点火する
  3. 鍋肌に優しいツールを使う(木、竹、樹脂、シリコン)
  4. フライパンに料理を入れたまま保存しない
  5. 調理後に水でジューっと急冷NG
  6. やわらかいスポンジでフライパンを洗う

この記事を参考に、ふっ素樹脂加工のフライパンの長持ちにチャレンジしてみてください!

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